
プレイレポート
シミュレーションRPG「異世界冒険者ギルド」を紹介。ローグライク要素と,かわいいキャラクターが特徴[BIC2025]
![]() |
プレイヤーはギルドマスターのおじさんとなり,異世界に召喚された美少女冒険者たちから3人パーティを編成して依頼をこなしていく。メンバーは手動でも選択できるが,ランダム選択にすることでボーナスが得られる。
![]() |
![]() |
バトルは昔ながらのシミュレーションRPGで,マス目状のフィールドでユニットを動かし,ターン制で戦いを進めていく形式だ。
![]() |
本作の特徴は,成長システムにある。キャラクターがレベルアップするとランダムな強化オプションが選択肢として提示されるという,最近のローグライクゲームで見られる要素を取り入れている。そのため,同じキャラクターでも多様な育成が楽しめそうだ。
![]() |
また,新たな冒険者がギルドに加わる際は,個別の召喚演出を楽しむことができ,キャラクターの魅力を引き立たせている。正式リリース時には全部で16人のキャラクターが登場し,それぞれにストーリーが用意される。
![]() |
![]() |
イベント会場では,制作者のKim氏に話を聞くことができたので,その模様をお伝えしよう。
4Gamer:
Beard Bearは何人で制作していますか。
Kim Hwiwoon氏(以下,Kim氏):
全部1人でやっています。
4Gamer:
デモ版をプレイしましたが,しっかりした作品だったので,1人で作っていたとは驚きです。
日本語テキストのクオリティも高かったですが,ローカライズは外部の会社に依頼したんですか。
Kim氏:
AIを使って1人でローカライズしました。そのため,ローカライズのクオリティは不安でしたが,そのようなフィードバックをもらえて嬉しいです。
4Gamer:
全然違和感ありませんでした。ゲームを制作するのは何作目ですか。
Kim氏:
以前はゲーム会社で働いていましたが,1人で制作するのは今回が初めてです。独立して,このゲームの開発に取り組んでいます。
4Gamer:
開発期間はどのくらいでしょうか。
Kim氏:
これまでに約1年,開発を続けて,今年の12月にリリース予定です。
![]() |
4Gamer:
異世界とタイトルに入っていますが,いわゆる「異世界もの」で影響を受けた作品はありますか。
Kim氏:
1つに絞るのは難しいですが,いろいろな作品に接しているうち,なじみのあるコンセプトになりました。
4Gamer:
韓国でも「異世界もの」は,ジャンルとして定着しているんですか。
Kim氏:
私見では,まず日本で流行して,それが韓国に伝わってきたと思います。
4Gamer:
では,シミュレーションRPGというジャンルについてはどうですか。日本では「ファイアーエムブレム」シリーズが代表的ですが,韓国ではどうでしょうか。
Kim氏:
私は「ファーランドサーガ」シリーズから影響を受けました。
4Gamer:
「異世界冒険者ギルド」で,とくにこだわった要素はありますか。
Kim氏:
キャラクターごとにストーリーを用意したので,それをうまく表現し,キャラクターへの愛情を持ってもらえるようにしたいです。
![]() |
4Gamer:
今後のアップデートでは,何を追加する予定でしょうか。
Kim氏:
ボス戦がまだできていないので,リリース前にストーリーラインを拡張し,あわせてボス戦も実装する予定です。
4Gamer:
クリアするのに何時間ぐらいのゲームになりそうですか。
Kim氏:
10時間を目安としていますが,リプレイ性を高めて,無限に遊べるゲームにしたいです。
4Gamer:
日本の読者に向けて,メッセージがあればお願いします。
Kim氏:
興味を持っていただき,ありがとうございます。キャラクターを愛してもらえると嬉しいです。
Steamでデモ版を公開しているので,ぜひプレイしてください。ユーザーレビューを参考に,より良いゲームになるよう改善していきたいと思っています。
![]() |
4Gamer「BIC2025」記事一覧
「BIC2025」公式サイト
- 関連タイトル:
異世界冒険者ギルド
- この記事のURL: