
業界動向
ソニーグループ,2026年3月期第1四半期の連結業績を発表。主力のゲーム&ネットワークサービス分野の営業利益は,前年同期比2倍超
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グループの売上高は前年同期比で563億円(2%)増の2兆6216億円,営業利益は908億円(36%)増の3400億円となった。
増収理由には,ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野と,半導体事業であるイメージング&センシング・ソリューション(I&SS)をあげている。
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G&NS分野は,売上高9365億円(前年同期比716億円増),営業利益1480億円(前年同期比827億円増)。I&SSは,売上高4082億円(前年同期比547億円増),営業利益543億円(前年同期比176億円増)となった。
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6月のPlayStationの月間アクティブユーザ数や総ゲームプレイ時間は,いずれも前年比6%増で,エンゲージメントの勢いを保っている。
この足元の強さに加え,サードパーティー制ゲーム(追加コンテンツ含む)の売上増加やネットワークサービスの好調を増収理由にあげており,もともとの2025年度の見通しで,200億円の上振れという結果となった。
PlayStation 5本体については,今期で250万台売り上げており,前年同期の240万台を上回っている。
なお,米国の追加関税については,動向は引き続き注視していくとしつつ,関税率の見直しなどを受け,2025年度見通しにおける営業利益への影響は,前回見通しの1000億円程度から700億円程度に修正した。
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ソニーグループ 決算短信・業績説明会資料ページ
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