スマホゲームのセルラン分析（2025年7月24日〜7月30日）。今週の1位は「ドッカンバトル」。韓国における4月〜6月の収益ランキングも

　Sensor Towerのデータによると，2024年におけるスマートフォン向けゲームの国内収益は約1兆2400億円にのぼる（関連記事）。そんな世界有数のスマホゲーム大国である日本で，いま最も売れているタイトルをはじめとした，さまざまなデータを毎週お届けするのが，本連載「スマホゲームのセルラン分析」だ。

スマホゲームの国内収益ランキング
（2025年7月24日〜7月30日）

順位	前週	タイトル	DL数の成長率 （前週比）	収益の成長率 （前週比）
1	13	ドラゴンボールZ ドッカンバトル	74％	307％
2	1	Shadowverse: Worlds Beyond	-26％	-49％
3	4	ラストウォー：サバイバル	-14％	-1％
4	7	eFootball	-16％	61％
5	21	プロ野球スピリッツA	10％	161％
6	3	勝利の女神：NIKKE	-3％	-27％
7	109	#コンパス〜戦闘摂理解析システム〜	51％	1448％
8	9	ブルーアーカイブ	31％	11％
9	5	ホワイトアウト・サバイバル	14％	-17％
10	20	Pokémon Trading Card Game Pocket	10％	70％
11	6	崩壊：スターレイル	-27％	-42％
12	8	アークナイツ	-14％	-37％
13	18	ウマ娘 プリティーダービー	-11％	-6％
14	12	にゃんこ大戦争	-35％	-7％
15	10	SDガンダム ジージェネレーション エターナル	-18％	-35％
16	11	ゼンレスゾーンゼロ	-36％	-30％
17	14	学園アイドルマスター	-15％	-32％
18	66	鳴潮	54％	218％
19	15	荒野行動	-7％	-25％
20	34	ドラゴンクエストウォーク	-3％	99％
21	16	Fate/Grand Order	-3％	-36％
22	31	パズル＆ドラゴンズ	8％	51％
23	19	Pokémon GO	-8％	-5％
24	17	ロイヤルマッチ	76％	-11％
25	2	モンスターストライク	-28％	-63％
26	25	LINE ポコポコ	28％	-7％
27	36	あんさんぶるスターズ！！Music	-7％	5％
28	27	ONE PIECE バウンティラッシュ	-16％	-9％
29	28	メメントモリ	-7％	-12％
30	39	Kingshot	-5％	2％
31	45	LINE：ディズニー ツムツム	-11％	20％
32	22	トゥーンブラスト	12％	5％
33	130	DUEL MASTERS PLAY’S	14％	547％
34	33	ブロスタ	-7％	-10％
35	32	ペルソナ5: The Phantom X	-34％	7％
36	38	杖と剣の伝説	-55％	6％
37	26	Pokémon Sleep	-36％	-10％
38	88	ディズニー ツイステッドワンダーランド	0％	112％
39	60	恋と深空	-9％	73％
40	121	七つの大罪 光と闇の交戦	38％	346％
41	62	Wizardry Variants Daphne	-5％	36％
42	35	ガーデンスケイプ	15％	2％
43	37	Top Heroes	-1％	1％
44	51	Age of Origins	18％	7％
45	24	ゴシップハーバー：マージ＆ストーリー	-14％	-10％
46	46	原神	-4％	53％
47	49	ドラゴンボール レジェンズ	-27％	-12％
48	75	キングダム 乱 -天下統一への道-	-15％	46％
49	57	Call of Duty: Mobile	-2％	5％
50	42	信長の野望 覇道	-11％	1％

※データはSensor Towerから引用。データのない箇所は「-」と記載
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（収益）の実値は本連載では非公開

　「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」（iOS / Android）は，「GLOBAL DOKKAN CAMPAIGN 2025」の第2弾を7月23日から開催している。「超一星龍」がDOKKANフェスに，「超サイヤ人4ゴジータ」が伝説降臨祭に登場し，前週比で収益を307％伸ばした。


　「#コンパス〜戦闘摂理解析システム〜」（iOS / Android）はTVアニメ「陰の実力者になりたくて！」とのコラボを7月28日に開始した。新ヒーロー「シャドウ」の実装が，前週比1448％の大幅増収につながり，109位から7位まで順位を上げた。


　「DUEL MASTERS PLAY’S」（iOS / Android）は，最新カードパック「PLAY'S CHRONICLE PACK II」を7月24日にリリースした。前週比547％の増収を達成している。

韓国における4月〜6月の収益ランキング

　今回は，韓国における2025年4月〜6月の収益ランキングを紹介しよう。前期（2025年1月〜3月，関連記事）と比較したデータも併記しているので，参考にしてほしい。

順位	前期	タイトル	DL数の成長率 （前期比）	収益の成長率 （前期比）
1	2	リネージュ M	-17％	57％
2	-	セブンナイツ Re:BIRTH（5月15日リリース）	-	-
3	3	ホワイトアウト・サバイバル	-54％	11％
4	-	マビノギモバイル（3月27日リリース）	-	-
5	1	ラストウォー：サバイバル	-40％	-21％
6	23	RF ONLINE NEXT（3月20日リリース）	-52％	404％
7	5	オーディン：ヴァルハラ・ライジング	-17％	12％
8	4	ロイヤルマッチ	-11％	-7％
9	7	Roblox	-20％	25％
10	-	不休旅途：繪卷世界（4月17日リリース）	-	-
11	6	I9: Inferno Nine	-88％	-14％
12	8	EA SPORTS FC ONLINE M	1％	-4％
13	9	EA SPORTS FC MOBILE	-7％	-4％
14	11	リネージュW	-20％	-1％
15	12	リネージュ2M	-36％	-3％
16	15	勝利の女神：NIKKE	-6％	-5％
17	16	シーサイド　エスケープ：マージ＆ストーリー	-65％	4％
18	10	ラッキー傭兵団：協力ディフェンス	-47％	-17％
19	14	Legend of YMIR	-84％	-10％
20	36	Last Z: Survival Shooter	-39％	60％
21	-	Dark War Survival（3月27日リリース）	-	-
22	19	崩壊：スターレイル	-1％	-1％
23	30	鳴潮	143％	24％
24	25	トップヒーローズ	-30％	8％
25	13	クッキーラン：キングダム	-28％	-31％

※データはSensor Towerから引用
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（収益）の実値は本連載では非公開

　4月〜6月の韓国スマホゲーム市場全体の収益は，前期比で12％増加した。前年同期（2024年4月〜6月）と比べると，3％の減収となった。

　Netmarbleが5月15日に韓国で先行リリースした「セブンナイツ Re:BIRTH」は2位にランクインした。リアルタイムターン制バトル「セブンナイツ」のリメイク作品で，日本でも事前登録受付が始まっている。


　ネクソンは，同社の代表的なIP「マビノギ」ベースとした新作MMORPG「マビノギモバイル」を韓国で3月27日にリリースした。世界観や生活型コンテンツを忠実に継承しつつも，操作はモバイル向けに最適化され，新しいストーリーを楽しめるという。


　「不休旅途：繪卷世界」は，「キノコ伝説：勇者と魔法のランプ」で知られるJoy Net Gamesの新作放置系RPGだ。中華圏で3月20日にリリースされ，韓国で4月17日にリリースされた。巻物の中に迷い込んだプレイヤーは，さまざまな神々を召喚し，魔族を倒していく。


　21位の「Dark War Survival」は，Florere Gameが2024年9月にグローバルリリースしたストラテジーゲームだ。日本と韓国では，2025年3月に正式サービスを開始した。ゾンビあふれる終末世界を舞台に，プレイヤーは生存者に仕事を分配し，避難所を発展させていく。

Sensor Tower 日本語公式サイト

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