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骸骨の無法者や異形のモンスターが跋扈する荒野で,賞金稼ぎを生業とするロボットカウボーイたちが今日も愛馬にまたがり町を発つ。
保安官から手渡された契約書を懐に,砂塵の彼方で待つ獲物を仕留めるべく,銃と魔法を携えて混沌の荒野へと駆け出していく。
本日は,Evil Raptorが手掛ける「Far Far West」を紹介しよう。
本作は魔法とロボットが入り混じった奇妙な西部開拓地を舞台にした最大4人協力型シューターだ。
プレイヤーはロボットカウボーイの賞金稼ぎとなり,依頼を受けて荒野へと旅立ち,骸骨の無法者や異形の怪物どもと対峙していく。
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本作の特徴は,銃と魔法を自在に切り替える爽快なガンプレイにある。
リボルバーやライフル,ショットガンといった西部劇らしい銃器に加え,火の玉や酸の沼,雷を呼び出す元素魔法を撃ち分けながら戦う仕組みで,敵の種類や状況に応じて武器と呪文を組み合わせて立ち回る感覚が心地よい
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ミッションは町を拠点に契約を受けてホバートレインで現地へ向かい,マップを散策しながらボスの召喚条件を整え,撃破後は列車で帰還する流れだ。
Helldivers 2に近い構造を持ちつつ,西部劇のテイストとファンタジー要素が混じり合う独特の世界観が魅力で,賞金稼ぎ稼業の合間に少しずつ自分の銃や魔法を成長させていく楽しみもある。
愛馬で駆け抜ける軽快な移動感覚
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まず特筆したいのは,本作のテンポを支えている移動システムだ。
マップは決して狭くないが,いつでもどこでも愛馬を呼び出せる仕組みになっており,地平線まで広がる荒野でも一瞬で目的地まで駆け抜けられる。
通常のスプリントは無く,移動はジャンプとエアダッシュ,そして馬による疾走に振り切った構成で,のろのろ走るストレスとは無縁だ。
マップにはサイドミッションや金鉱石の採掘ポイント,隠された秘密などが点在しており,制限時間も無いので寄り道し放題。
ミッションごとに小さなオープンワールドが用意されている感覚で,本筋に直行してもいいし,仲間と一緒にあちこち巡って遊んでもいい,というプレイの自由度の高さがありがたい。
役割分担で輝く協力アクション
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ミッションには仲間との連携で進められる協力アクションが多数仕込まれており,参加人数に応じて手順が調整される仕組みになっている。
たとえば敵の本拠地を吹き飛ばす際にミサイルへ爆薬を装填する場面では,弾頭側で待機する役と爆薬を運んで渡す役に分かれ,互いの呼吸を合わせて作業することで効率的に進められる。
金鉱石を採掘する場面でも,上下左右のレバーを手分けして操作するなど,いかにもCoopゲームらしい役割分担が用意されているのが面白い。
フレンドが揃わなくとも公開部屋に気軽に飛び込める設計で,ピンを挿して意思を伝え合えるのでボイスチャットが無くとも問題なく協力できる。
気軽に遊べる設計と豊富な強化
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気軽に遊べる絶妙な難度設計と,それを支える豊富な強化要素も見逃せないポイントだ。
本作は仲間がダウンしても完全に脱落するわけではなく,魂の状態でしばらく動き回れる仕様で,安全な場所まで自分で移動してから蘇生してもらうことが可能なので,死がそこまで重たくない。
さらに獲得したゴールドとソウルを使って自キャラのステータスや武器,魔法,パッシブ枠のジョーカーまで段階的に強化できるローグライト的な要素も用意され,遊びこむほどに自分好みのビルドが仕上がっていく。
難度の高いミッションは連携重視のガチプレイで挑み,気楽に遊びたいときは低難度マップを散策する,といった遊び分けができるのも嬉しい。
「Far Far West」は,スピード感あふれる移動と銃と魔法を組み合わせる爽快な戦闘,仲間と役割分担して笑い合えるCoop体験,そして遊びこむほどに伸びていく強化要素を一つにまとめた作品だ。
Helldivers 2のように仲間とワイワイ騒ぎながら遊べるシューターを探している人や,西部劇の世界観に魔法やロボットといった奇妙なエッセンスが混ざり込んだ独特の雰囲気を楽しみたい人にぜひ手に取ってほしい。
























